みなさんこんにちは。
デザインライフ相続事務所 代表 杉村です。
この度は、弊社ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
デザインライフは、相続事務所(相続コンサルティング事業)と総合保険事務所(ファイナンシャルプランニング事業)の2本柱から成る会社です。相続のプロと金融のプロが幅広い知識で対応できることが、弊社の魅力そして強みです。
2015年。相続税の基礎控除額がおよそ4割の減額となり、今まで以上に相続に関わる方が増え、よく言われる「大相続時代」へ突入します。これにより、相続税の課税対象者が増えることも大きな問題ですが、現実の問題はこれだけではありません。今までの日本の環境がそうさせたのか、相続に関する情報が一般に出回ることが少なく相続税の課税対象にならなければ「相続は自分には関係ない」と思い込んでいることがほとんどです。しかし現実、相続で揉めているほとんどの方が「課税対象とされるほど資産が無い」方たちという統計が出ています。原因は様々ですが、一番記憶に残っているあるご家族の話をします。
このご家族の世帯主である被相続人の資産は、複数の相続人に対して、少しの現金預金と自宅不動産のみでした。前述の通り、揉めるような資産は持っていないと、相続に関しては無頓着で何の対策もしないまま、癌で他界してしまったのです。遺言がないため共同相続人は全員で集まり遺産分割協議となります。共同相続人の一人は金銭面で余裕がなく、不動産、現金欲しさで自己主張が続き、折り合いがつかないため、遺産分割協議書に署名が集まらず、協議は中断したとのことでした。この場合、遺留分に配慮した遺言書を作っておけば、ここまで揉めていなかったかもしれません。この後、被相続人の遺産である、現金預金は法定相続分で分割したものの、不動産は共有のまま放置。その後、相続人は二度と会うことは無くなったそうです。
このような事が起こらないように私たち相続コンサルタントは相続の最前に立ち、相続に関する新鮮な情報や対策を、資産の有無に関わらず平等に伝えていきたいと思っております。
気軽にご相談いただければ幸いです。